JA鹿追町におけるスマート農業技術の開発・導入について取材を行いました。
令和6年8月7日、農林水産技術会議事務局と帯広地域拠点は、JA鹿追町でスマート農業技術の開発・導入についてお話を伺いました。
始めに、JA鹿追町営農部の今田審議役から、「鹿追町の農家戸数は減少しているが、1戸あたりの畑作規模は拡大しており、生産者の負担を軽減するためにスマート農業の普及を進めている。」とお話いただき、「自動操舵装置付きトラクター」や「AIカメラによる種ばれいしょ選別設備の導入」など、鹿追町で既に実施しているスマート農業の事例について紹介がありました。
また、現在人力で行っている作業、熟練者の技術を必要とする業務や労働に代わる技術開発の必要性について、「鹿追モデルのスマート農業発展のため、機械に任せるだけでなく、JAや生産者、技術者が一緒に生産現場のニーズに応える技術の開発を行う必要がある。そのためには何でも意見が言い合える環境が必要になる。」など課題についてもお話をいただきました。
その後、スマート農業技術を導入したキャベツの収穫作業の現地視察を行いました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和6年8月7日(水曜日)◯撮影場所:鹿追町(JA鹿追町現地ほ場)

ほ場視察の様子

自動収穫機によるキャベツの収穫

自動収穫機によるキャベツの収穫
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