令和6年度未来につながる持続可能な農業推進優良事例の表彰式を行いました。
北海道農政事務所では農業の持続的な発展に向け、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理等の持続可能性を確保するための一連の取組であるGAP*を推進しています。また、令和3年5月に策定された食料、農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」では、持続的な農業生産にも資するGAPの導入の推進を目指すこととしています。こうした取組の一環として、持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善、普及等に取り組んでいる農業者等を表彰しています。
令和6年度は、札幌地域拠点管内の有限会社余湖農園(以下「余湖農園」という。)及びJAとうや湖が優秀な成績を収め、北海道農政事務所所長賞に選定されました。このため、当地域拠点の青木地方調整官から、5月30日に余湖農園の余湖会長、6月10日にJAとうや湖の髙井組合長に表彰状を授与しました。
GAP*:Good Agricultural Practices(農業生産工程管理)
◯余湖農園の概要
JGAP認証の取得や農福連携などに取り組んでおり、60品目以上の作物を育て、その多くが特別栽培農産物として栽培されています。また、栽培されたトマト等を使った加工、販売を行っており、恵庭市のふるさと納税の返礼品に選ばれています。
◯JAとうや湖の概要
YES!clean認証、だいこんを含む計7品目にて「みえるらべる」取得の他、国際基準であるGLOBALG.A.P.認証をJAとして日本で初めて取得しました。また、北海道で初めてとなる広域合併農協であり、環境との調和に配慮しながら、安全・安心、高品質な農畜産物を生産・供給する「クリーン農業」に取り組んでいます。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年5月30日(金曜日)、令和7年6月10日(火曜日)◯撮影場所:恵庭市、洞爺湖町



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