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関東農政局

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さらに詳しく開拓者の想い

江戸時代の牧と開拓地の地名
江戸時代の牧と開拓地の地名

入植に際し、それまで(まき)だった開拓地には、新たな地名が付けられました。最初の開拓地が「初富(はつとみ)」、2番目が「二和(ふたわ)」、3番目が「三咲(みさき)」、以下「豊四季(とよしき)」「五香(ごこう)」「六実(むつみ)」「七栄(ななえ)」「八街(やちまた)」「九美上(くみあげ)」「十倉(とくら)」「十余一(とよいち)」「十余ニ(とよふた)」と続き、最後の地名は「十余三(とよみ)」。その文字から分かるように、これらの地名は、入植の順番と縁起の良い文字を組み合わせたものです。
また、『八街町史』の序説には次のような一節があります。


「柳沢の牧が彼等の前にひろがると、彼等の中に何ともいわれないどよめきが流れた。そしてそれが――彼等の前に展開した広い野原が――柳沢の牧であると確認されると、どこからとなく万歳の声が起こった。万歳の声は忽ち怒濤のようにまだ芽にならない雑木や柴栗の梢をゆすって牧の奥へひろがっていった。へたへたと大地に崩れて声をあげて泣き出したものもある。」


入植地を目の前にした人々を描写したこの文章からは、開拓者たちが胸に抱いていた熱い想いが伝わってくるようです。成功への願い、新天地への喜び、将来への希望・・・北総台地の開拓は、様々な想いが入り混じるなかスタートした大事業でした。 

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