佐用もち大豆が地域表示(GI)に登録されました。
佐用もち大豆(兵庫県)
令和元年5月8日(水曜日)、特定農林水産物等の名称の保護に関する法律(地理的表示法)に基づき、佐用もち大豆(サヨウモチダイズ)の地理的表示(GI)が登録(登録番号78)されました。(近畿農政局管内で7番目、兵庫県で3番目の登録)
佐用もち大豆は、グリシニン(タンパク質)含有量が多く、加熱するともちもちした食感を有する在来種の大豆です。一般的な品種と比較すると大粒で約3割重く、ショ糖をはじめとした糖質含量が高く甘味が強いため、大豆を専門に取り扱う流通業者からこれらの品質が高く評価されています。
栽培される耕地は千種川水系の川砂が混ざった水はけの良い肥沃な土壌で大豆の生育に適しています。また、登熟期に当たる9月から収穫される12月まで10度以上の昼夜の寒暖差が得られ、子実の肥大が良好となります。地域では、種子専用ほ場を設け、原々種、原種、種子の厳格な管理が行われ、品種固有の特性や形質、純度の維持に努められています。
地理的表示(GI)保護制度は、地域で育まれた伝統と特性を有する農林水産物・食品のうち、品質等の特性が産地と結び付いており、その結び付きを特定できるような名称(地理的表示)を知的財産として国に登録することができる制度で、これまでに全79産品が登録されています。
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佐用もち大豆 |
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佐用もち大豆の畑(収穫の直前) |
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GIマーク |
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
担当者:地理的表示担当
ダイヤルイン:075-414-9025







