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近畿農政局

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令和7年度「和食・食文化セミナー」を開催しました

近畿農政局は、令和7年11月24日(月・振替休日)「和食の日」に、甲南女子大学と共催で、同大学の教職員・学生の協力のもと、「和食・食文化セミナー」を開催しました。
次世代への和食文化継承を目的に、今回は「和菓子」と「日本茶」をテーマに、基調講演と調理実習を通じてその歴史や特徴を学び実際に体験するプログラムを実施し、親子11組22名が参加しました。

講師には、「関西 食の「わ」プロジェクト(近畿農政局が関西の食や食文化を国内外に広める活動を認定し応援するプロジェクト)」にて認定された、認定No.22 甲南女子大学「濵口ゼミ」の濵口教授及び認定No.11 丹波篠山茶生産組合様からご紹介の日本茶を楽しむ会Tan-te代表の中尾氏をお招きしました。

参加者からは「和食文化を子どもに伝えきれていないと思っていたのでこういう機会があるのが良かったです。」「子どもがいつもはあんこを食べないのですが今日は食べました」「普段お茶を飲んでいない娘がせん茶をおいしくいただくことができました。」といったご感想をいただき、実践を通じた和食文化の継承の重要性を再認識する場となりました。

以下にセミナーの様子をご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

開会

甲南女子大学の秋元学長より、「季節の移ろいを表現し、味覚だけではなく視覚でも楽しめる「和菓子」、そして香りと深みに富んだ「日本茶」は、和食文化を語るうえで欠かすことのできない存在です。学生たちとの交流も楽しみながら、和食文化の奥深さに触れていただきたい」と開会のご挨拶をいただきました。


甲南女子大学 秋元学長

甲南女子大学 秋元学長

会場の様子

会場の様子


基調講演

基調講演1   講師:甲南女子大学 人間科学部 生活環境学科 濵口 郁枝教授

「和のこころをつなぐ、和菓子の『わ』」をテーマに、和食の特徴の一つに「くらしに寄りそう和菓子と日本茶」があることや、「和菓子」の歴史や種類、年中行事との関わりについて講義がありました。
講義の合間には「和菓子」に関するクイズを行い、正解者にはガチャガチャをして「和菓子」消しゴムが配られるなど、子どもたちも楽しみながら学びました。

甲南女子大学  濵口教授

甲南女子大学 濵口教授

「和菓子」消しゴムのガチャガチャの様子

「和菓子」消しゴムのガチャガチャの様子

基調講演2   講師:日本茶を楽しむ会Tan-te代表 日本茶インストラクター 中尾 真紀子氏

「あなたの知らない丹波篠山茶の世界」をテーマに、「日本茶」の歴史や種類・健康効果についてと、「丹波篠山茶」の特徴である丹波霧が育んだ香りの良さ及びすっきりした味わいについての解説がありました。
ウェルカムティーとして提供された「水出しほうじ茶」の淹れ方も紹介され、忙しい保護者でも簡便においしく淹れられる方法を教えていただきました。

日本茶を楽しむ会Tan-te代表 中尾 真紀子氏

日本茶を楽しむ会Tan-te代表 中尾氏

ウェルカムティーの「ほうじ茶」 

ウェルカムティーの「ほうじ茶」

調理実習

≪和菓子作り≫
甲南女子大学の濵口教授と「濵口ゼミ」の学生の指導のもと、「豆腐みたらし団子」と「和風パンナコッタ」を調理しました。
絹ごし豆腐を加えた「豆腐みたらし団子」は冷めても柔らかく栄養価が高いレシピで、「和風パンナコッタ」はほうじ茶やあんを取り入れた「濵口ゼミ」オリジナルの一品です。
親子で協力して材料を混ぜ、団子を成形・串打ちするなど、実践的に学びました。

≪おいしいせん茶の淹れ方実習≫
日本茶を楽しむ会Tan-te 代表の中尾氏よる「丹波篠山茶」を使った「せん茶のおいしい淹れ方」のデモンストレーションの後、実際にせん茶を急須で淹れました。
当日は、丹波篠山市観光協会の今井氏から、丹波篠山地域の食文化を支える焼き物の歴史についてご紹介いただき、参加者は2種類の「和菓子」と一緒に、お茶と同じ丹波篠山の土から作られた「丹波焼」や篠山藩窯であった「王地山焼」等の茶器を使って淹れたての「日本茶」を味わいました。

「和菓子」の調理実習の様子1

「和菓子」の調理実習の様子1
  

「和菓子」の調理実習の様子2

「和菓子」の調理実習の様子2


「和菓子」の調理実習の様子3

「和菓子」の調理実習の様子3


おいしいお茶の淹れ方実習

おいしいお茶の淹れ方実習

丹波篠山市観光協会の今井氏

(一社)丹波篠山市観光協会 今井氏

試食の様子

試食の様子

「和菓子」盛り付けの様子

「和菓子」盛り付けの様子

「日本茶」の様子

「日本茶」と丹波篠山産の茶器

閉会

近畿農政局 経営・事業支援部 食品企業課 吉田課長より閉会の挨拶を行い、農林水産省の新たな和食普及プロジェクトである「楽し味(たのしみ)プロジェクト」について紹介しました。参加者には「楽し味くらぶラブ」への参加やSNS等を通じた和食文化の発信協力を呼びかけました。

参加者からは「家でも和菓子を作ってみたい」「家でも丁寧にお茶を淹れてみようと思った」といった声が寄せられ、家庭での実践につながる有意義な場となったことが窺えました。
今後も地域と連携しながら、食文化の普及・継承に取り組んでまいります。

近畿農政局 経営・事業支援部 食品企業課 吉田 倫課長より閉会のご挨拶

近畿農政局 経営・事業支援部 食品企業課
吉田課長





近畿農政局と甲南女子大学は、2025年3月に相互の発展のための包括連携協定を締結し、人的・知的資源の交流とともに、和食および食文化の保護・継承への取組みを協力して進めています。


<参考>

お問合せ先

経営・事業支援部 食品企業課

担当者:和食・食文化担当
ダイヤルイン:075-414-9024