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近畿農政局

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キラリ現場にて(2018年1月)

自然豊かな竹田城跡の麓で、朝来市特産「岩津ねぎ」の面積拡大を!





 朝来市和田山町で、環境に配慮した水稲(コウノトリ育む農法)や朝来市特産「岩津ねぎ」等を栽培している、有限会社髙本農場の代表取締役の髙本知宜さん(43歳)にお話を伺いました。

 県立農業大学校を卒業後就農し、両親とともに規模拡大しながら平成15年に法人化、平成20年からは、経営を引き継いで代表になりました。現在では、農業委員や県農業法人協会の理事等も務めています。
 水稲の栽培面積は17haで、主食用は、個人客を中心に直接販売を行っており、酒米(山田錦)は、JAを通じて市内の酒造会社に販売しています。
 安全・安心でおいしい農産物を届けるため、栽培期間中は、減農薬・無農薬等の栽培方法が中心ですが、収量を確保するのに苦労しています。
 また、丹波黒大豆や丹波大納言小豆の栽培や「おはぎ・餅・米粉麺」等の農産加工にも取り組んでいます。
 近年力を入れているのが、1.1ha栽培している日本三大ねぎの一つ朝来市特産「岩津ねぎ」です。
 白ねぎと青ねぎの中間種で、葉先から葉鞘部まで全部食べられ、甘みや香りが強いのが特徴で、市のふるさと納税の返礼品の他、百貨店等へも販売しています。
 身が柔らかいので、機械化出来ないことや地域の担い手不足等のため、市内の栽培面積は25ha程度です。
 市内の新規就農者の育成にも力を注いでおり、地域全体の栽培面積が増加するよう取り組んで行きたいと話されました。




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