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近畿農政局

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キラリ現場にて(2018年2月)

兵庫県認証食品を原材料とする味噌で、経営の安定と地域活性化を!





 農林水産省が推進する、6次産業化総合事業計画の認定事業者でもある、加古川市の志方東営農組合代表理事の黒田信行さんに、6次産業化による地域と連携した取組等について、お話を伺いました。

 志方東営農組合は、農業従事者の高齢化による耕作放棄地問題の解消と農業経営の効率化による組合員の利益増進を図るため、志方東地区の14の営農組合を合併し、平成21年3月に設立しました。
 また、兵庫県下では初の、全国でも画期的な「本支店方式」を採用しました。
 当組合は、環境に配慮した農法を取り入れ、小麦、水稲、大豆、そば等の穀物を中心とした生産を行うとともに、地域の方々との交流の場として季節毎のイベント(そば打ち・味噌づくり等)も開催しています。
 当地域は昔から味噌づくりが盛んな地域で、製造の知識を持った熟練者が多かったことから、将来の当組合の経営も考え、生産した兵庫県認証食品(米・大 豆)を原材料とし、食品添加物も一切使用しない安全・安心な 味噌を製造することとしました。そのため、新たな加工施設の整備を行い、平成31年1月から 稼働予定で、初年度は15トン製造、5年後の平成34年度は18 トン製造する計画としています。販売先はJA直売所や地元のス ーパー等で、インターネットによる販売も予定しています。
 今後は、味噌の製造・販売を主体とした経営で当組合の経営 の安定化を図るとともに、地域の雇用創出や活性化につながれ ばと考えています。




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