このページの本文へ移動

近畿農政局

メニュー

キラリ現場にて(2020年1月)

消費者が育てるトマト・園芸農家







 加古川市八幡町の大谷農園で、主にトマトを栽培している大谷圭祐さんにお話を伺いました。

 大谷さんは農業を志し、農業大学校に進学。
 卒業後、知人の農家で2年間の研修を経て、3年前から親元で就農し、祖父の代から経営している同農園で大玉トマトの栽培を行っています。
 他の農園で研修を行っていたこともあり、就農後はすぐに父のハウスとは別棟のハウスで環境制御型の栽培方法によりトマトを年3回栽培、収穫して地元JAの直売所等で販売しています。
 「植物を相手にするので非常に難しいですが、楽しみながら栽培しています。
 今後は、栽培技術だけでなく、経営面を含めた勉強にも取り組んでいきたい。」と真剣な表情で語っていただきました。

  また、大谷さんは就農時から加古川農業青年クラブに加入して、園芸農家だけでなく、他の栽培・畜産農家との情報交換を行っています。
 この青年クラブでは1年に1回消費者との交流・食育を目的とした体験イベントを行っており、今年は大谷農園のハウスでトマト収穫体験を行いました。
 「トマトの収穫体験で、参加者に大変喜んでいただき、収穫したトマトをその場で食べた方から味について生の感想を聞けたのがうれしかった。」と満面の笑みで答えていただきました。

 青年クラブの他の活動についてお聞きすると「クラブの活動ではないが、クラブのメンバーの中には学校で食育活動を行っている人もいます。
 興味はありますが、質問を受けてから答えることと違って、自分から話すことがちょっと苦手で・・・。」と話してくれました。

 トマトの栽培について真剣な表情で話す時や消費者の方々との交流の話を笑顔で話す大谷さんの人柄に、何かほっこりとした気持ちでインタビューを終えました。




バックナンバー
2018年 2017年 2016年      

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点
電話:078-331-5924
Fax:078-331-5177