総合化事業計画を認定しました

 総合化事業計画は、六次産業化・地産地消法に基づき、農林漁業者等が農林水産物等の生産及びその加工又は販売を一体的に行う事業活動に関する計画のことで、農林漁業者等の所得の向上や農林漁業経営の改善を図ることを目的として国が認定を行っています。
 このたび3月末で認定した山本隆さんの事業計画の概要を紹介します。

 山本さんは、平成27年より丹波篠山市川北地区で黒大豆と露地野菜を生産し、市内の直売所や三田市、神戸市内の小売店への卸売と大阪府堺市内の消費者へ直接販売を行っています。
 令和2年3月末に認定を取得した総合化事業計画では、丹波篠山川北黒大豆を使用した黒豆味噌と黒豆プリンを製造し、インターネット等で「丹波篠山黒豆プリン」の販売を行っています。
 この取組により、丹波篠山川北黒大豆のブランド力が高まるとともに規格外黒大豆の付加価値が向上することや、新たな雇用の創出にも繋がることが期待されています。