豊岡市で「コウノトリ育むお米」の無農薬タイプを中心とした水稲と、菌床シイタケ等を栽培されている、兵庫県青年農業士で「成田エコファーム」代表の成田智輝さんにお話しを伺いました。
-農業を始めたきっかけは?-
16年前に離職し、実家の農業を手伝うようになり、自然のありがたみを感じながら仕事が出来ることから、その後正式に就農しました。本年からは父より経営を任され代表になりました。現在は両親と私の3人(繁忙期には臨時雇用を数名)で経営を行っています。 米はJA出荷を中心に、地元の直売所や顧客への直接販売も実施しています。また、シイタケは全量をJAに出荷しています。
-どのような農業をされていますか?-
2018年に、コウノトリ育むお米でGLOBAL G.A.Pのグループ認証を取得したことにより、以前に比べ整理整頓を行うようになり、無駄な資材等が減りました。 また、コウノトリ育む農法の無農薬タイプの栽培では、雑草が発生しやすいため、雑草の成長を抑制する水管理が重要です。 このため、いつでもどこでもタブレット端末から水位や水温、地温が監視できる水田センサーシステムを4年前に導入しました。 その結果、労力が大幅に軽減され作業の効率化につながっています。
-今後の夢や目標は?-
今後は、父の栽培技術や経営管理を継承し、すべての水稲を農薬や化学肥料に頼らず栽培することが目標です。また、今年度から約20人の部員が集まるJAたじま青壮年部の部長にも就任し、地域のまとめ役として、一層仕事にまい進したいです。
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