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近畿農政局

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安定経営は変化から!

たつ市において、11棟のハウスで「花壇苗」を栽培されている、ヒットファクトリー代表の安原光寿さんにお話をお伺いしました。

花壇苗を栽培されるようになったきっかけは

子供の頃から将来は親の花壇苗栽培を継ごうと思っていたので、学業では花卉を専攻していました
卒業後に就農し、2年後には独立しました。
就農20年以上経った今でも、私のやりたい仕事は花壇苗栽培しかないと思っています









安定した経営を図るためには

30種類の花壇苗を栽培しており、あらかじめ取引先納品日や納品数を決めてから生産にとりかかります。
例えば、パンジーでは色違いで30色育てており、きちんと生産計画を立てないと納品日を守れません
計画に基づいた作業が行えるよう常に気を配る毎日です
利点は、生産前にどのくらい収益が見込めるかわかるので経営展開や安定化に役立ちます

また、決められた納品を守るにはロスを減らすことも重要で、肥料のバランスや発芽しやすい温度管理などを工夫し、常に出荷率100%を目指しています。




出荷最盛期のマリーゴールド

経営の効率化はどのように図られていますか

開花を促進する効果がある“LEDライト”を活用しています。開花が早くなる市場に出回る前に出荷できるメリットがあり引き合いが強くなります

また、育苗用ハウスに自動巻き上げ装置を導入したことにより、発芽するための最適な温度が保てるため、生育が安定しています。関係機関の方々と試験、検討を行いい思い切って導入しました。

今後の目標は

たつ市は花壇苗の産地として知られており、これからも守っていきたいと考えています。花の需要や物流は変化します。時代に合わせて新しいものを取入れつつ今後も花壇苗栽培を続けていきたいです

また、新規就農で花壇苗栽培を始める方がいらっしゃいましたら、技術を教えるなど全面的にバックアップをしていこうと考えています。

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点
代表:078-331-9941
ダイヤルイン:078-331-5924