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近畿農政局

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オーガニック野菜で日常に華やかな感動を

神戸市北区で農薬、化学肥料を使用せず有機栽培にて野菜を生産し、その野菜を使って“ベジタブルアレンジメント”を製作、販売している、
鈴木
史さん、彩さんにお話を伺いました。


就農したきっかけは?

大学生の時、ホームセンターでのアルバイトで植物に興味をもち、そのまま就職。園芸部門を担当し、農家さんと知り合いになり、農業はおもしろい、と感じました。
その後、就農につながる様々な体験をしようと考え、造園業や花屋さんで約10働き、2011年姫路市夢前町で就農しました。その後2021年春から、心機一転、神戸市北区に移住しました。

 





約400品目を栽培

どのような農業をされていますか

就農当初、順調に育っていた露地トマトがゲリラ豪雨で全滅した経験から、少品目だとリスクが高くなるため多品目の栽培をし始め、現在は30aの畑で約400品目を栽培しています
世界
各地の個性的な野菜を、独自の栽培方法でミニサイズに仕立てています。
せっかく栽培するならば、顧客の健康を第一に考え、土づくりにこだわり、農薬、化学肥料を使用せず有機栽培に取り組みました。
周囲からは「難しいからやめた方がいい」と言われましたが「みんながやりづらいことをあえてやってやろう」と逆にやる気がでて、
との差別化を図るという意味でも、独自の路線を築いてきました。





ベジタブルアレンジメント(BOXタイプとブーケタイプ)

野菜ブーケ等ベジタブルアレンジメントを始められたきっかけは

姫路で所属していた若手農業者グループの仲間から、農業イベントで渡す花束の代わりに「ミニ野菜でブーケを作ってみたら」と思いつきで言われたことがきっかけです。花屋での経験を活かしやってみたところ好評を得て、今ではギフト的なものは誕生日や開店祝い等、特別な時にご要望をいただいております。
の野菜をテーマにしており全て食べられるため発送時には品目や栄養価、レシピなどを記載した野菜カルテやミニオリーブオイルも同梱しています。




   

InstagramなどSNSを活用し積極的に情報発信を行っています

今後について

姫路から神戸に移住したことで販路も変わりました。以前は飲食店を中心に野菜を卸していましたが、今は、Webを通じたギフトとしての野菜ブーケの販売が9割以上を占めており、全都道府県の顧客からの依頼を達成しました。
海外へ送ることは困難ですが、海外から日本に住んでいる方へプレゼントするための注文が数件あったことを受け、全世界からの受注を目標います。
また、アートとしての野菜の価値を高める取組を進め、野菜の可能性を広げたいとも思っています。具体的には、仏ルーブル美術館に自分が育てた野菜を飾ってもらうのが夢で、そのためにも入賞をめざし毎年、アート展に応募しています
生野菜だけでは難しいですが、長期間保存できる麦や綿などドライ素材を増やして、季節や展示期間に応じた作品づくりにチャレンジしていきたいです。

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点
代表:078-331-9941
ダイヤルイン:078-331-5924