有機栽培のニンニクを多可町の特産品に育てたい!
多可町で農業を営む「(株)アグリブライト」の藤岡啓志郎さんにお話を伺いました。

農業をはじめたきっかけは?
人を健康にしたいと製薬会社への就職を考え大学院へ進学しましたが、勉強するうちに予防医学に興味を抱き、病気になってしまってから治すより、病気を未然に防ぐ身体づくりが大事と考え、大学院を中退し実家が営んできた農業をする決心をしました。
19か月のアメリカでの農業研修から戻り、すぐに就農し、4か月後に(株)アグリブライトを設立しました。

ニンニクの圃場
アグリブライトの有機栽培について
ニンニク4.7ha(うち2haを有機JAS認証、2.7haを無農薬で栽培)、黒大豆(丹波黒) 6.4ha、水稲は酒米(山田錦) 6ha(うち1haを有機JAS認証、5haを特別栽培米)、主食用・米粉用として1ha、ヒノヒカリ、ミズホチカラを無農薬、無化学肥料で栽培しており、現在も有機JAS認証拡大中です。
また「熟成黒にんにく」の製造・販売や「有機山田錦」を焼き菓子の原材料として洋菓子店へ提供しています。

ニンニクでみんなを元気に!
今後の夢や目標は
体に良いニンニクの栽培面積を拡大し、有機栽培のニンニクを多可町の特産品に育てたいと思っています。
また、高齢化による地域の耕作放棄地問題にも取り組み、アグリブライトの下、藤岡農場のほかに様々な有機栽培農場と新規就農者の仲間を増やして、地元・多可町の地域活性化に貢献したいと考えています。

お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
代表:078-331-9941
ダイヤルイン:078-331-5924