兵庫県牛肉マイスターを訪ねて
今回は、「兵庫県牛肉マイスター」を取得している和牛うらいの店長 川村将紀さんを訪ねて、兵庫県牛肉マイスターのお話とお仕事を見学させていただきました。
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兵庫県牛肉マイスターとは |
左から、兵庫県食肉卸事業協同組合理事長 平井良幸さん、和牛うらい会長 浦井正さん、和牛うらい社長 堀耕平さん、兵庫県牛肉マイスター 川村将紀さん) |
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今回は、島根県産の黒毛和牛(推定40kgの牛肉の塊)をヘレ、サーロイン、リブロースに切り分けていただきました。 |
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まず、ヘレの部分を切り離します。 |
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ヘレの部分は一番柔らかい部位であるため、優しく扱わなければならないそうです。 |
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ヘレを切り離しました。 |
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この後は、肉の塊から、背骨と肋骨の部分を一節ごとに取り除いていきます。 |
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この作業を、13回繰り返します。 |
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お肉を見つめる川村さん。 |
(画像提供)兵庫県食肉卸事業協同組合 |
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捌き中の川村さん。 |
(画像提供)兵庫県食肉卸事業協同組合 |
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処理が終わったお肉です。 |
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ここまでの処理は、この包丁1本で行います。 |
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ちょっと変わった包丁の握り方ですが、変に力が入らないため、疲れにくく、また、食肉処理技術者本人の自傷事故を防ぐためでもあります。 |
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サーロインとリブロースに切り分けます。 |
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普段の日であれば、この作業は1日1時間程度ですが、クリスマスやお正月になると休む暇もないぐらいに牛肉・豚肉を捌くそうで、次の日にハブラシも持てないぐらい疲れるとのことでした。 |
奥からヘレ、サーロイン、リブロース |
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リブロースを整形していきます。 |
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余分な脂や筋などを取り除いていきます。 |
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取り除いた脂でお肉を包み込み、お肉の表面の変質を防いだり、余分なドリップを取り除いたりします。 |
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この状態で真空パックし、およそ2週間冷蔵庫で寝かせてから店頭で私たちの見ているお肉として販売します。 |
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川村さんには、「お肉を捌く仕事が楽しいし、他の人に技術を伝えることは非常に重要だ。」と話していただきました。 |
兵庫県牛肉マイスター川村将紀さん |
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お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
代表:078-331-9941
ダイヤルイン:078-331-5924