~大人気!都会の中のストロベリー~
尼崎市猪名寺でいちごのハウス栽培に取り組んでいる、ささはら菜園の笹原篤史さん(30歳)をご紹介します。

就農したきっかけは?
非農家の出身で、大学の就職活動中に、輸出用トマトを取り扱う会社のトマトを食し、その甘さに衝撃を受けました。その後、農家でアルバイト経験を積み、自ら農業に取り組みたいとの思いが強くなりました。
尼崎市でいちごを栽培し、摘みたてを提供できれば珍しいと考え、大学卒業後、神戸市のいちご農家のもとで3年間研修を受け、令和元年9月に「ささはら菜園」をスタート。現在、25aの農地にハウス4棟を建設し、「章姫」、「紅ほっぺ」を栽培しています。

手応えを感じています
いちごは、JA直売所、洋菓子店、百貨店、スーパーなどへ販売し、5月から6月にかけてはいちご狩りも行っています。
また、ハウスに隣接するカフェでのいちごの直売や夏場は自家製いちご100%のかき氷を提供しています。
摘みたて新鮮いちごの評判はSNSや口コミ等によって広がり、お客様が増えていると感じています。


今後の展開は?
都市農業での規模拡大は難しく、商品に付加価値を付けていかなければならないと考えています。
そのため、新たに始めた養蜂を本格化し、来年以降カフェで「天然(採れたて)はちみつ」を使ったパンケーキの販売を予定しています。
お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
代表:078-331-9941
ダイヤルイン:078-331-5924