丹波イチゴで丹波市を盛り上げる!
令和6年3月に行われた第11回丹波農業グランプリで新人賞を受賞され、丹波市でイチゴを施設栽培している「河手いちご農園」の河手大輔さんにお話しを伺いました。

就農したきっかけは?
前職は東京で商業用の大型プリンターの開発をしていました。農業のテレビ番組を見たことから農業に興味を持ち、週末開講の農業スクールで学び、農家になることを決意しました。
会社を退職し、地元大阪府に近い丹波市が設立した「農(みのり)の学校」に入学し一年間、栽培技術、農業経営などについて学びました。
「農の学校」卒業後、農業法人に就職しイチゴの栽培方法について研修を受けながら2年間勉強した後、丹波市において2022年4月に独立就農しました。

なぜ、栽培品目をイチゴにしたの?
高収益な農産物を栽培しようと考えていたため、栽培品目をイチゴに決定しました。しかし、近年の建築資材の価格高騰により、想定していた以上に高額な初期投資となってしまいました。
栽培しているイチゴの品種は良食味の「ほしうらら」「恋みのり」「よつぼし」の3種類です。
丹波市のJA直売所等で販売していますので、見かけたら、是非、ご賞味下さい。

今後の展望は?
排水対策、休憩所設置などの環境整備を行いイチゴの観光農園としても営業したいと考えています。また、近隣のイチゴ農家と力を合わせて「丹波イチゴ」をブランド化して、イチゴで丹波市を盛り上げて行きたいです。
お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
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