化学肥料使用量の低減に向けたオンラインセミナーを開催しました
化学肥料については、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」や兵庫県の「環境創造型農業」において、持続可能な農業のための使用量低減に向けた取組を推進しています。また、その原料の多くを海外に依存していることから、国際市況の影響を強く受けざるを得ない状況であるため、堆肥等の国内資源の有効活用等を進めることが、食料安全保障の観点からも重要です。このため、土壌分析・堆肥を利用した化学肥料低減のポイントや地域における取組事例等の紹介を通じて、化学肥料低減や堆肥等の国内資源の利用拡大に資することを目的に、令和6年1月24日(水曜日)、「化学肥料使用量の低減に向けたオンラインセミナー」を開催しました。
セミナーは、webexによるオンライン形式で行い、当日は生産者に加えて、事業者や自治体などから約80名の参加がありました。
県農林水産技術総合センター、全国農業協同組合連合会兵庫県本部、株式会社あさご有機、たじま農業協同組合の方から、土壌診断に基づく適正な施肥、有機質肥料の利活用、JAグループにおける取組、畜産堆肥の利用、コウノトリ育む農法等、様々な角度から兵庫県内における化学肥料使用量の低減に向けた手法や取組の講演をしていただきました。講演後は、多数の質疑応答が交わされ関心の高さがうかがえました。今後も、県や関係機関と連携しながら取組を進めてまいります。
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