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近畿農政局

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~地球のため未来のため有機農業に取り組んでます!~

豊岡市で、有機農業に取り組んでいる中嶋農園の中嶋敏博さんにお話を伺いました。

中嶋さん                                                

就農したきっかけは?

  大学卒業後、実家で父親の養豚業を手伝い、消費者からここの豚肉は美味しいとの言葉を聞く中で、食への関心が培われました。その後、一時は家を出て農業から離れた仕事をしていましたが、食料危機や日本の食に対して、このままでいいのかという思いもあり、平成25年に地元に戻り、中嶋農園を設立しました。


どのような取組みをされていますか

  農園では、野菜とぶどうを栽培しています。野菜は全て有機JAS認証を取得し、にんじんやピーマン、なすなどを栽培し、にんじんは豊岡市の学校給食にも提供しています。また、ぶどうは化学合成農薬や化学肥料を使用せずに栽培しています。



にんじん
                         雪中でのにんじん収穫のようす
                    

有機農業に取り組んだ経緯は?

  有機農法は独学ですが、周りに有機農業に取り組む方も多く、微生物の機能を利用して作物を育てることや環境へ配慮する意識と食の安全性への興味も重なって、自然と有機農業の道へ進むこととなりました。


今後の展望は

  令和2年に但馬地域の有機農家7軒で豊岡オーガニックワークスという団体を立ち上げました。有機農法技術の交換や販売面の強化ができるよう、お互いに支え合っています。

  今後は農業機械等もシェアしながら、ともに有機農業の拡大を目指し、地球環境を守る持続的な農業の実現や日本の食料危機を救う一助となるような存在になりたいと考えています。


商品名に「ままにんじん」と名付け販売。“そのまま”“自然のまま”“ママ”など、環境への配慮と母が子を想うやさしさを名前に込めています。

     

  

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点
代表:078-331-9941
ダイヤルイン:078-331-5924