【国産飼料】神戸市西区でデントコーンの収穫が行われました
〇撮影場所:兵庫県神戸市西区
〇撮影日:令和6年10月22日
神戸市西区の神戸渕上牧場では、今年からデントコーン栽培に取組んでいます。(作付面積7ha弱) 今回収穫をしたデントコーンは、8月10日ごろに播種したもので、播種から100日経過したころに収穫するのが理想なのですが、イノシシによる被害が拡大したため、予定より早い収穫(約80日)となりました。
刈取り作業、開始!

コンビネーションベーラ(飼料細断収穫・梱包機)は、ほ場を走行しながら、すいすいとデントコーンを刈り取っていきます。
1.コンビネーションベーラ(飼料細断収穫・梱包機)
2.刈り取り(機械前方から撮影)

収穫されたデントコーンは、コンビネーションベーラ内で乳酸菌を加えながらロールに形成され、一定の大きさでほ場に排出されます。
3.刈り取り(機械後方から撮影)
4.ロール排出(機械後方から撮影)

1ロール当たりの重量は約540kg。10a当たり収量は約3,000kgです。
ロールはラッピングマシーンで密閉し乳酸菌発酵させ、最低でも60日間は発酵させたものを乳牛に与えます。
5.ほ場に排出されたロール
6.デントコーン 子実 拡大
≪参考≫ 種はこうやってまいてます!

神戸渕上牧場 デントコーン播種(撮影:2024年6月)
1-1.デントコーン播種機
(トラクターに播種機を装着)
1-2.4つのタンクにデントコーンの種が入っており播種しながら走行します。

種をまいたら鎮圧機が登場! 発芽を揃える効果があります。
2-1.播種後にローラーをかける鎮圧機
(トラクターにローラーを装着)
2-2.鎮圧機の走行後は筋状にローラー跡が残ります。
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