都市近郊農業を活かし、新鮮野菜をお届け!
明石市と神戸市西区のほ場で、社名であるキャベツなどの野菜を中心に、都市近郊農業を営んでおられる有限会社かんらんの井上学さんをご紹介します。
井上 学さん
就農の経緯は?
12年ほど全く畑違いの職種で会社員をしていましたが、30歳の頃家業である農業をするため実家の「有限会社かんらん」に入社し就農しました。自然を相手に仕事をするのが自分に合っていると思っており、現在はやりがいも感じられるようになってきました。
※「かんらん」は漢字では甘藍と書く、アブラナ科の野菜「キャベツ」の日本名です。

神戸市のほ場と自宅(明石市)近くの野菜の自動販売機
どのような農業をされていますか?
明石市と神戸市のあわせて約8ヘクタールのほ場でキャベツやスイートコーンなどの野菜を中心に、果樹や施設でのトマト・キュウリ等の栽培を行っています。
明石市のほ場では一部化学肥料を使用していますが、神戸市のほ場では一切使用せず、スイートコーンの収穫後の葉や茎、堆肥をすき込んで土づくりをするなど環境に配慮した農業を行っています。
明石市や神戸市の都市近郊を活かし、新鮮なうちに店頭に並べられるように出荷する、鮮度重視の販売を心がけお客様に喜ばれています。
収穫を控えた大きなキャベツ
今後の展望は?
農地を確保して規模拡大を行い、キャベツの生産量を増やしていきたいと考えており、あわせて労働力も増やしたいと思っています。
また、現在自宅(明石市)近くに野菜の自動販売機を1台設置しています。台数を増やして小さな直売所にしたいと考えています。
お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
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