三木バイオテック(株)と意見交換を行いました
意見交換の様子
(左)営業部担当部長 木村氏(右)取締役 岡田氏
足立副地方参事官
近畿農政局兵庫県拠点は、令和7年5月14日(水曜日)、三木市で食品廃棄物をリサイクルし堆肥を生産している五洋建設グループの「三木バイオテック株式会社」取締役の岡田 淳史氏と営業部担当部長の木村 保氏と意見交換を行いました。
同社の三木堆肥化センターでは、近隣の食品メーカーや食品ベンダーの食品工場等から排出される食品廃棄物(動植物性残さ、有機汚泥)を年間約1万t受け入れ、閉鎖型の建屋内で剪定枝等から作られた木質チップと混合し、4~5か月間の微生物による発酵・熟成の過程を経て、約6,000tの堆肥を生産しています。
また、生産された堆肥は、県内の大規模農家や営農組合、肥料メーカー等に販売するほか、希望者には自社保有のマニアスプレッダーによる堆肥散布を請け負っており、好評を得ています。
意見交換では、堆肥事業への参入のきっかけや、堆肥の品質保持、臭気対策についてお話しいただきました。現在は、食品廃棄物の受け入れと堆肥の製造・販売のバランスは取れており、今後はさまざまな堆肥の高付加価値化への取組を検討しています。これらの取組を確立させ、農業を支援する事業を更に発展させたいと考えています。
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