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近畿農政局

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三木バイオテック(株)の三木堆肥化センターを視察しました

近畿農政局兵庫県拠点は、令和7年6月18日(水曜日)、三木市で食品廃棄物をリサイクルし堆肥を製造している三木バイオテック株式会社の三木堆肥化センターを視察しました。

三木堆肥センター1三木堆肥化センターの発酵槽

三木堆肥化センターでは、飲料メーカーや食品ベンダーの食品工場等から排出される食品廃棄物(動植物性残さ、有機汚泥)を年間約1万t受け入れ、閉鎖型の建屋内で剪定枝と混合し、4~5か月間の微生物による発酵・熟成の過程を経て、約6,000tの堆肥を製造しています。

三木堆肥センター2荷卸し場の説明 (左端)取締役 岡田氏

三木堆肥センター3発酵槽の上部

搬入された原料は、発酵槽(50m×6レーン)で自動かく拌機とエアーレーションにより約1ヵ月かけて発酵させます。また、発酵槽の投入口から18mと42m地点で温度と含水率を毎日計測するほか、月1回PHを計測しており、熟練技術者の経験や勘だけではなく見える化による管理を行っています。

三木堆肥センター5熟成槽

三木堆肥センター4製品置き場とふるい分け機

発酵槽での発酵(一次発酵)後、熟成槽に移し3~4ヶ月間かけ更なる発酵・熟成を行い、その後10mmのふるい分け機(トロンメル方式)で粒度を調整し出荷します。

なお、ふるい分けで取り除かれたオーバーサイズの剪定枝は、発酵槽で再利用するほか、利用者が希望する場合は、取り除かずに出荷するなど柔軟な対応を行っています。

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点

ダイヤルイン:078-331-5924