自然と共に、未来へつなぐ農業を
丹波篠山市の 株式会社丹波篠山たけし農産 代表取締役 中島武史さんにお話を伺いました。
中島武史さん(左)と従業員のライさん(右)
取り組みの紹介
中島さんは、丹波篠山の魅力に惹かれて11年前に大阪から家族で移住し農業を開始、2019年8月に認定農業者となりました。
就農当初から、農薬や化学肥料が環境に与える影響を考え、減農薬、減化学肥料で丹波黒大豆やお米、食用のバラを栽培しています。また、耕作放棄地を利用した錦鯉の養殖も行っています。
中島さんのほ場がある殿町地域は
25%が有機・減農薬栽培
また、2023年4月に丹波篠山市が行った「オーガニックビレッジ宣言」の計画策定・実践のため、「丹波篠山ワクワク農都づくり協議会」の会長に就任しました。「水と創る農都ものがたり」をキャッチフレーズに、有機栽培技術の蓄積やマニュアルの作成、実証実験など有機農業の普及に取り組んでいます。
丹波黒大豆
2024年からは農作業支援事業も開始し、人手の足りない全国各地の農家へ特定技能外国人の請負チームを派遣し、繁忙期の農作業を受託する取り組みを行っています。
今後も自然に寄り添い、持続可能な農業と地域に根差した取り組みを大切にしていきます。
お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
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