有機JAS認証のパッションフルーツ
兵庫県三田市で有機JAS認証のパッションフルーツを栽培している あまくぼ農園の久保和也さんにお話を伺いました。
あまくぼ農園 久保 和也 氏
あまくぼ農園の久保さんは、奄美大島でパッションフルーツの栽培技術を習得し、2021年の春に兵庫県三田市で農園を開設しました。
現在は、全てのほ場で有機JAS認証を取得しており、パッションフルーツのほか、ナス、キュウリ、カブ、ネギ、黒大豆や白大豆など約20種類の野菜を栽培し、CSA(地域支援型農業)にも取り組んでいます。
パッションフルーツ(トケイソウ)の花と果実
パッションフルーツ(トケイソウ)の花は、自然界ではクマバチなど他の生物に授粉を委ねる形状をしており、また花の開花期間が短いことから、開花期は手で一花ずつ授粉作業を行っています。
訪問した9月下旬からは、気温の低下に伴い果実の酸味が増すことから、加工向けに出荷を予定しているとのこと。生食には気温が高く糖度が増す8月から9月に収穫した果実がおすすめだそうです。
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