子供たちを笑顔にする“農作物”を届けたい
高砂市阿弥陀町で、耕作放棄地の対策に取り組んでいる長尾楽笑村組合の松本雅夫さんにお話を伺いました。

組合長の松本雅夫さん
取組の紹介
高砂市阿弥陀町長尾地区では耕作放棄地が年々増加しており、これ以上放棄地を増やさないよう、70歳代の地域の生産者が中心となって声を上げ、その対策のために平成24年に組合を結成しました。(現在の組合員数は51人)
ユニークな名称は「年齢を重ねても、いつもにニコニコ笑って農作業を楽しめるように!」との想いが込められています。
化学肥料を控えて鶏糞や牛糞等の有機肥料による栽培を心がけ、小中学校の給食用などに出荷しています。

また、有機JAS認証によるブルーベリーを栽培し、直売所も兼ねた組合事務所ではジャムへの加工や販売も行っています。高齢化による後継者問題が課題ですが、来年はブルーベリーを原料にしたゼリーを給食用に提供していきたいと奮闘しています。
もち米は地域の9か所のこども園等の田植や刈取りイベント用に栽培しており、各園で、餅つき会も開催しています。
お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
ダイヤルイン:078-331-5924