このページの本文へ移動

近畿農政局

メニュー

新鮮な野菜を毎日お届け!

三田市で野菜生産に取り組む、株式会社 篤農家の代表取締役 下浦 篤さんにお話を伺いました。

篤農家1
【代表取締役 下浦 篤 さん】

~農業を始めたきっかけ~

高校時代(農業科)に地域の農業者の方の高齢化、耕作放棄地の増加の現状を目の当たりにし、若い力で何とかしなければとの思いが込み上げてきました。
高校、専門学校で農業を学んだ後、宝塚市の野菜生産者のもとで3年間研修を受け、2019年(令和元年)、地元三田市で就農しました。
そして、規模拡大し、経営が安定してきた2021年(令和3年)、株式会社 篤農家を立ち上げました。

篤農家2
【丹波黒大豆(枝豆)】

~どういった取組をされていますか~

野菜農家として、約10haのほ場で夏場のジャンボピーマンを始め、白ねぎ、丹波黒大豆(枝豆)、白菜、たまねぎを中心に栽培しています。生産した野菜は、量販店、食品加工工場等に販売しています。
また、無人販売所「ハナマチヤオヤ」での販売も行っており、毎日10時から20時まで営業しています。近所の農家さんの協力もあり、色々な採れたて新鮮野菜を販売していますので、地元の消費者の方からは好評をいただいています。

篤農家3
【無人販売所「ハナマチヤオヤ」】

~今後の展望~

農業を始めて無我夢中で走ってきましたが、経営規模が年々大きくなることで経営面での勉強不足を痛感するようになり、本年(令和7年)、ひょうご農林機構が主催する「ひょうご農業MBA塾」に参加しています。ここで学んだことを社員と共有しながら、更なる規模拡大を進めていきたいと考えています。
また、今は農閑期における所得確保が課題であり、社員と意見を交わしながら、一年を通しての野菜生産を行っていきたいとも考えています。

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点

ダイヤルイン:078-331-5924