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近畿農政局

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料理が楽しくなるよう毎日の食卓に彩りを届けたい!

神戸市西区で都市近郊農業として少量多品目の野菜を栽培している、おざき農園の尾崎七海さんにお話を伺いました。

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おざき農園 尾崎七海さん

就農したきっかけは?

子供の頃から生き物や自然が好きで、大学では植物生理学、生化学を専攻。卒業後はバイオマス利活用など環境関連機器の製造・販売企業へ就職し、土壌分析技術を用いた研究、商品開発や営業に携わっていました。仕事で農家さんと関わり、儲かる農業を肌で感じ、「農業で起業したい!」と生まれ育った神戸に戻り、ひょうご楽農生活センターでの1年間の研修、(株)小池農園こめハウスでの2年間の研修の後、2年半の正社員雇用を経て2022年4月に独立就農し、おざき農園を設立しました。

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農地面積約60a(うちビニールハウス1棟)

どのような取組みをされていますか

大学時代から農業に興味があり、農業には”科学”が必要だと考えていました。このため、栽培方法は有機/慣行にこだわらず、科学的根拠に基づいた各作物に適切な方法で栽培することを信条としています。年間約40品目、60品種を栽培し、多様な販売先で売れ残りはほぼありません。また、農作物の販売だけでなく、機械技術や農業法人勤務経験を活かした農作業受託、講演(新規就農、女性就農等)や講義なども収入源としています。

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消費地に近いので、みずみずしい野菜をお届けできます

今後やりたいことは?

農業従事者の高齢化・減少、耕作放棄地の増加など、農業には課題が多くあります。今後は、労働力・機械・販路等を共有する農業者グループをつくることや新規就農者の支援を行うことにより、地域農業の維持と農業従事者人口を増やしていきたいと考えています。

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点

ダイヤルイン:078-331-5924