安心・安全・新鮮な食材を消費者のもとへ!!
一志アグリシステム合同会社 代表社員 安川 嘉彦さん(亀岡市)
京都府亀岡市で、京野菜や米の栽培に取組んでいる「一志アグリシステム合同会社」を訪問し、代表社員の安川 嘉彦さんにお話を伺いました。(取材:2024年6月)

一志株式会社アグリグループの皆さんと一志アグリシステム合同会社代表社員の安川 嘉彦さん(一番右)

他業種からの農業参入
一志アグリシステム合同会社は、自動車・産業機械用部品事業等を手掛ける一志株式会社の関連会社として、2005年に設立されました。
社員が有事の際に、食材の調達に困らないよう、福利厚生の一環として米や野菜の栽培を始め、栽培面積の拡大を機に社外販売を開始されました。
現在、3.3haの農地で伏見とうがらしやコシヒカリなどを栽培し、大阪府・京都府内の老人ホームや弁当業者に販売しているほか、亀岡市のふるさと納税返礼品として出品されています。

若手社員の活躍
現在、10代から40代までの一志株式会社の若手社員6名を中心に米や野菜の栽培を行っておられます。
農業高校出身者など農業の知識を持った人材を雇用することで、低農薬栽培など、顧客のニーズに合わせた野菜等の栽培を可能とされています。
休暇制度等の福利厚生を充実させるなど、社員が働きやすい環境整備にも積極的に取り組まれています。

伏見とうがらしのほ場
地域の担い手へ
地域との関係を重視した農業経営を行うことで、耕作依頼が相次ぎ、設立当初の69aから3.3haへと農地面積を拡大されてきました。
今後は、スマート農業の技術を取り入れることで、更に面積を拡大し、地域の雇用創出に取り組むとともに、地域の生産者と協力して、地域活性化にも取り組んでいきたいと意気込みを聞かせていただきました。
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
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