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近畿農政局

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人とつながり、楽しみながら野菜を育てる

くろねこファーム 長谷川 和彦 さん(亀岡市)

亀岡市で新規就農された「くろねこファーム」 長谷川 和彦さんにお話を伺いました。(取材:2024年7月)

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長谷川和彦さん(農産物直売所佐伯の里店内にて)

新規就農までの歩み

幼少のころから野菜を育て収穫することに関心があったため、京都府立農業大学校で農業の基本を学ばれましたが、就農はせず、農業に関わりのある業種として農業資材を販売する会社に入社されました。
40歳になる前に、農業への転職を決意し、4年間の農業経験を経て、亀岡市で就農されました。
就農するまでには、いろいろな人に相談し、繋がることで農地や販路の確保、経営改善計画の認定など数々のハードルを乗り越えられたそうです。


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直売所にはいつも新鮮な野菜が並びます

収穫の喜びを感じる日々

収穫した農作物は、近隣の直売所やJAの直売所に毎日出荷されています。少量多品目で、夏季は、ナス・オクラ・トウモロコシ・ミニトマト・パプリカ等、冬季は、ブロッコリ―・キャベツ・白菜・大根等を収穫しています。
トウモロコシは昨年に引き続き、アライグマの食害があったため、罠を仕掛けて対応されていました。
日々、栽培技術の研鑽のため、疑問に思ったことを先輩農家に尋ねたり、WEB情報を収集して試行錯誤されているそうです。


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パプリカやミニトマトなど新たな品目にも挑戦中

視覚障害者に雇用の場を提供したい

視覚障害者との農作業体験を通じ、障害者雇用・支援を真剣に考えるようになりました。
「くろねこファーム」のネーミングの由来は、黒猫は古来から日本では「夜でも目が見える」ことから福猫として親しまれ、縁起の良いものとされていることや施設で視覚障害者とのふれあい経験から黒猫に擬えて名付けたもの。
将来は、就労支援B型事業所を立ち上げ、視覚障害者と共に楽しく農業を続けていくことを目標に取り組まれています。

お問合せ先

京都府拠点
担当者:総括班
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