新規就農6年目、自ら考え実践することにやりがいを感じて!
中川 喬之 さん(亀岡市)
亀岡市で新規就農し、野菜を生産されている中川喬之さんにお話を伺いました。 (取材:2024年8月)

中川さんの作業小屋にて
自分の責任と判断で経営できる魅力ある職業
中川さんは、公務員から転職して新規就農を選択されました。大学は農学部を卒業されており修得した知識を活かせることや自分の責任と判断で経営できることに魅力を感じたそうです。
その反面、自ら栽培技術の研鑽や経験の積み重ねが必要で、失敗を重ね、反省しながら次に繋げていくことが重要と言われていました。

畑やハウスでたわわに実る夏作物
夏野菜の収穫真っ最中!
圃場では、ナス、キュウリ、トウガラシ、ピーマン、トマト、ミニトマトなどの夏野菜の収穫期でパートの皆さんが袋詰め作業に追われていました。
秋冬期には、えびいも、白菜、ブロッコリー、春菊、その他葉菜類を収穫されるそうです。露地栽培の他、6棟のビニールハウスでも栽培されています。
環境保全に配慮し土づくりを兼ねて堆肥の施用や緑肥(セスバニア)の輪作にも取り組んでおられます。

秋に収穫予定のエビイモ畑にて
将来は、新規就農者研修の受け皿に
就農した集落に居住するようになって、共同作業に積極的に参加したり、朝から晩まで一生懸命営農していることで、集落内でも認められるようになって来られたそうです。
将来、経営が安定してきたら、新規就農を目指す方の受け皿となって研修先に選ばれるよう様々な検討をされていました。
新規就農を目指す方には、自分でやると決めたら、頑張った分だけ成果が出ることを信じて頑張ってもらいたいとエールを送られていました。
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