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近畿農政局

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地域ぐるみで農業を支え、地区全体の活性化に取り組む

半田営農株式会社

今回は、福知山市の 「半田営農株式会社」 代表取締役 福田恭衛さんと森島邦夫さんにお話を伺いました。

福田代表と森島さん

左から福田代表と森島さん

半田営農(株)のご紹介

半田地区は、昭和40年頃に市内でもいち早く圃場整備が実施された地区で、1筆当たりの面積は20aに満たないほ場も多いとのことですが、優良な農地が一面に広がっています。
その中で、平成19年に前身となる任意組織「半田営農生産組合」を立ち上げられ、現代表の福田さんが3代目組合長に就任後、3年間の検討を経て、平成29年4月に同社が設立されました。


大粒に育った小豆

大粒に育った小豆

栽培作物について

現在、地区内の農地33haのうち7.5haほどを預かり、ブロックローテーションで小麦と小豆を栽培するほか、タマネギやサツマイモ、京のブランド産品である紫ずきん(枝豆)を栽培されています。
小麦や小豆は、主に地元JAに出荷されており、タマネギとサツマイモは、エコファーマー(※)の認定を受けて、学校給食用に供給されています。


ほ場の様子

ほ場の様子

農業体験の取組

同社は、地元小学校の農業体験にも携わり、農作業を通じた食育活動にも熱心に取り組んでおられます。
小学校のすぐそばにある農地で、児童たちが土に触れ、種をまき、収穫する場を提供し、作物を育てる喜びを感じてもらうことで、地元農業の理解を深めてもらうとともに、食の大切さも伝えておられます。

(※)エコファーマーとは、「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(持続農業法)」に基づき、都道府県知事から「持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画」の認定を受けた農業者の愛称名です。
なお、「持続性の高い農業生産方式」とは、土壌の性質に由来する農地の生産力の維持増進その他良好な営農環境の確保に資すると認められる合理的な農業の生産方式であって、土づくり技術、化学肥料の使用低減技術、化学合成農薬の使用低減技術の3技術全てを用いて行われるものです。

エコファーマーの認定状況について(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_eco/

お問合せ先

京都府拠点
担当者:総括班
ダイヤルイン:075-414-9015