「黄綬褒章」受章者が表敬訪問されました
眞継 公哉さん(京都府亀岡市)
令和6年5月27日(月曜日)、令和6年度の黄綬褒章を受章された眞継 公哉さんが安東近畿農政局長を表敬訪問されました。
眞継さんは、平成13年に専業農家となり、みず菜、賀茂なす、枝豆、水稲などをハウス、露地にて一年中出荷できる多品目の野菜の栽培体系を確立し、都市近郊という好立地を生かした直売所での販売に注目して、消費者ニーズに対応した多数の品目の栽培を行い、それぞれに応じた栽培方法の研究に取り組み、特に多品目栽培戦略の一つとして、ハウス栽培により年間を通じて供給できる、みず菜等の生産拡大に取り組むなど、経営の向上と安定化に努力されてきました。
また、直売部会の生産者間で生産品目や生産時期の調整が図られるよう情報共有の仕組み作りに尽力されるとともに、多品種栽培による経営ノウハウや栽培技術だけでなく、生産品目の変更や新品目に着手する際のアドバイスを行うことによって、自身の売り上げだけではなく、「亀岡そだち」「亀岡うまれ」のブランド名で量販店に販売するなど経営革新を行い、生産者全体の所得向上に尽力されています。
平成25年からはJA京都青壮年農業経営者クラブや亀岡市農業経営者クラブの会長を歴任するとともに、令和元年には京都農業協同組合の理事に就任し、農家としての永年の経験と知見により、農業の生産振興に関する提言やJA運営への積極的な参画により、地域の農業の維持、発展に寄与する等のほか、後継者育成にも熱心に取り組み、多数の研修生を受け入れ、地域農業の経営安定化に貢献されています。
この度の受章、誠におめでとうございました。
黄綬褒章を受章された眞継 公哉さん(中央) |
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