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近畿農政局

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上賀茂のおいしいお野菜どうどすか?

森田良農園

今回は、京都市北区上賀茂の森田良農園 オーナー 森田 良彦さんにお話を伺いました。
良彦さんは森田良農園の3代目で、息子の晃司さんと共に、「一粒の種は命を救う」を胸に、心を尽くして環境にやさしい野菜づくりをされています。

森田良農園  森田 良彦さん

(森田良農園   森田 良彦さん)

森田良農園のご紹介

60aの農地において、賀茂なすや聖護院かぶ等の「京の伝統野菜」から、トマトやきゅうり等の一般的な野菜、スイスチャード等の西洋野菜まで、約40種類もの野菜を栽培されています。
収穫された野菜は、自らが経営する対面販売の直売所「おいでやす」のほか、料亭やレストラン、ホテル、スーパーへの直接販売、振り売り(※)とさまざまなチャネルを活用し、販売されています。

「振り売り」は、「店を持たずに野菜を運搬し、得意客を訪れて、直接売りさばく京都市の伝統的な販売方法」のことです。


粘着テープには虫がびっしり

(粘着テープには虫がびっしり)

農薬使用量軽減の取組

森田良農園では、農薬をなるべく使わない、環境にやさしい野菜づくりを心掛けておられます。
その中の一つの取組として、農業用ハウス内の所々に黄色の粘着テープを貼り、紫外線を利用した捕虫器を設置することで、物理的に害虫を捕獲されています。捕獲された虫の種類を調べることで、適した対策を早めに取れるそうです。


賀茂なすのハウスにて

(賀茂なすのハウスにて)

土づくりの取組

野菜自体が健康であれば、一番おいしくなるとの思いから、土や水の状態に細心の注意を払っておられます。
SOFIX(土壌肥沃度指標)技術に基づく土壌分析を行い、その結果をもとに、余分な肥料を投入せずに土づくりをする方法について、有志とともに「京のこだわり旬野菜の会(事務局:京都市農林企画課)」の活動の中で、日々勉強されています。


賀茂なす

(賀茂なす)

賀茂なす

森田良農園では、上賀茂特産の賀茂なすを蜜蜂による自然交配で育てられています。
皮は軟らかく、肉質がよく締まった賀茂なすは、夏が旬の季節です。
ぜひ、田楽や揚げだしにして食べたいですね。

「京都 上賀茂 森田農園」(森田良農園ホームページ)
http://www15.plala.or.jp/puremorita/

「環境保全型農業関連情報」(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/index.html

お問合せ先

京都府拠点
担当者:総括班
ダイヤルイン:075-414-9015