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近畿農政局

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有機農業で「万願寺とうがらし」や「春菊」を生産・販売!

京都佐々木農園(あぐり京小町) 佐々木 章文さん(精華町)

京都府精華町で、有機農業に取り組んでいる京都佐々木農園(あぐり京小町)を訪問し、お話を伺いました。
(取材:令和4年11月)

あぐり京小町の佐々木章文さん

あぐり京小町の佐々木章文さん

2007年に新規就農して有機農業の取組を開始!

佐々木さんは、脱サラして2007年に精華町で万願寺とうがらし等の京野菜を中心に無農薬、無化学肥料でのハウス栽培を開始しました。
佐々木さんが就農した理由は、奥様が身体に安全で安心な農作物を食べさせたいという強い思いから、ご夫婦で有機農業を始めたとのことです。


ハウスで春菊を栽培

ハウスで春菊を栽培

有機農業の取組内容について

2021年に有機JAS認証を取得。竹チップを元肥に使い、乳酸菌を増やし、おから、米ぬか、フィッシュソリュブル等の有機肥料を活用した土づくりを行い、夏場は万願寺とうがらし、冬場は春菊を栽培しています。
また、栽培に当たっては、ハウス内にアブラバチなどを放ってアブラムシの防虫を行う天敵農法のほか、圃場をビニールで夏の1カ月程度被覆し太陽熱により土壌消毒を行うことで、生産の妨げとなる雑草を事前に抑えるなどの工夫を行っています。


万願寺とうがらしの栽培

万願寺とうがらしの栽培

有機農産物の出荷、販売

万願寺とうがらしは、主に農協に出荷。春菊は、野菜の流通会社等を通じて出荷しています。また、その他の販路として万願寺とうがらし、春菊ともに「あぐり京小町」の屋号で、ネット販売等も行っているそうです。
万願寺とうがらしは、肉厚で甘味があり、食べやすい味で、春菊は、くせが少なく、サラダなどにも適しているとのことで、消費者から好評を得ています。

お問合せ先

京都府拠点
ダイヤルイン:075-414-9015