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近畿農政局

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  更新日:2018年6月14日
  担当:京都府拠点

畑作物の栽培にはFOEASの導入が有効☆ 誠農海部(株)

京丹後市で集落の水田を集積して、水稲をはじめ黒大豆、小豆、枝豆、九条ネギ等の栽培に大規模に取り組んでおられる誠農海部(株)代表取締役社長 關 昌弘さんにお話を伺いました。
水田で畑作物を栽培する際には、湿害と干ばつを回避するための水管理が特に重要なことから、地下水制御システム(FOEAS)を導入し、土壌の水分をコントロールすることにより、水稲主体の経営から畑作物を含めた複合経営に取り組まれておられます。

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誠農海部(株)のご紹介

誠農海部(株)は平成19年3月に設立され、集落の水田を集積して多品目の栽培に取り組んでおられます。
現在の経営規模は、水稲24ha、露地での畑作21ha(黒豆、小豆、枝豆)、ハウスにおいて九条ネギを50a等となっています。

 

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枝豆の植え付け作業、真っ最中

水稲主体の経営が難しい状況になってきており、今後は、枝豆の栽培面積をもっと増やしたいそうです。
現在、枝豆の植え付け作業が、真っ最中です。

  

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FOEASの導入面積を拡大し、水稲主体の経営から畑作物を含めた複合経営への転換をさらに進めます

地下水制御システム(FOEAS)を導入したほ場では、土壌の水分をコントロールできるようになり、このことによって、収量が増加し、品質も改善されたと言われています。今後もFOEASの導入面積を拡大し、水稲主体の経営から畑作物を含めた複合経営への転換をさらに進めることで、利益を確保していくことを目指しておられます。

  
新地下水位制御システム「FOEAS(フォアス)」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_kyogikai/18/pdf/data09.pdf

お問合せ先

京都府拠点
担当者:総括班
ダイヤルイン:075-414-9015