集落一丸となって地域の農地を守る★
株式会社 下東農産
舞鶴市の「株式会社 下東農産」は、地域農業を支えていくため平成28年1月に下東営農組合を法人化し、設立されました。
今回は、代表取締役 由里 冨美夫さんにお話を伺いました。
(安寿そば)
栽培作物について
集落内の農地は水田が多く、水稲(コシヒカリ、京の輝き、五百万石)中心の経営をされていますが、安定した農業を行うため、万願寺甘とう、そば、加工用ばれいしょも栽培されています。
栽培されたそばは下東特産の「安寿そば」として、JA直売所等で販売され、好評を得ています。
(万願寺甘とうのハウスで)
事業を計画的に活用。
前身の下東営農組合の頃から継続的に農林水産省や京都府、舞鶴市の事業を計画的に活用し、農業機械を購入したり、農業用施設の整備をされています。
万願寺甘とうのハウスでは、地下水を汲み上げるポンプ設備を整備したことで、栽培に不可欠な水管理がしやすくなったそうです。
(事務所の前で)
今後の展望
日々の農作業は役員5人が中心となってされていますが、農地の草刈り(4月から9月までの毎月1回)、田植え、稲刈りを集落の男性オペレータ20数名が、またハウス園芸は女性オペレータ5名が分担して行っているそうです。
「集落全体の力で地域の農地を守っており、これからも集落の協力を得ながら、農業経営・法人経営をしていきたい。」という思いを持っておられます。
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
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