故郷を離れ、亀岡市でイチゴ栽培
雫の里農園
亀岡市で新規就農し、ハウスでイチゴ栽培をする、雫の里農園 代表 戸田 康裕さんにお話しを伺いました。
戸田さんと従業員の皆さん
雫の里農園 戸田 康裕さん
東京都出身で非農家である戸田さんは、大学の農学部を卒業後、金融機関に勤めながら、就農のための人脈と資金づくりに努められました。5年後、初任地が京都府内であったことから亀岡市の農家の下で研修を1年半され、その後、雫の里農園として独立されました。
5連棟ハウス(17a)でのイチゴの高設栽培を経営の柱に、ナスやトマト等の夏野菜、黒大豆の枝豆やダイコン等の秋冬野菜を栽培されています。
2017年に雫の里農園として農業を始め、現在3シーズン目です。

イチゴハウス内のイチゴ
イチゴハウス
イチゴハウスは、作業時の体への負担が少ない高設栽培で、養液による灌水と施肥、日照量、温湿度、CO2濃度等の環境制御を自動化されています。
戸田さんは、栽培方法にこだわり、亀岡市の気候・土壌条件にあった、オリジナルの栽培方法を確立するため、日々努力をされています。

パック詰めされたイチゴ(雫の里農園提供)
イチゴ
雫の里農園のイチゴは、東京都内や京都府内の洋菓子店、百貨店等へ販売されています。また、5月下旬から6月中旬までの期間限定でイチゴ狩りもされています。
イチゴは保存できる期間が短いため、手塩にかけて育てたイチゴのおいしさを少しでも長く味わってほしいと、イチゴを使ったジェラートの商品化に取り組まれています。
「雫の里農園」のホームページ
http://shizuku.wp.xdomain.jp/
スマート農業
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
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