確かな技術力と丁寧な作業で届ける「花苗・野菜苗」
谷園芸 谷則男さん(城陽市)
城陽市で花苗や野菜苗を生産されている谷園芸を訪問し、谷則男さんにお話を伺いました。
(取材日:2025年5月)
(写真右から)谷則男さん、娘さんご夫婦の細川寛明さん、沙也香さん

生産された花苗・野菜苗
出荷時期から逆算して栽培
約45aの農地で花苗、野菜苗を年間50~60万ポットを生産出荷。
カタログ通販をメインに、長年の経験を活かし出荷時期から逆算して栽培しておられます。
播種(種まき)から出荷用ポットに植え替えるまでは、専用のトレーで栽培され近隣の直売所でも販売しておられます。

並べられたポット苗
育てる喜びをお客様にも
出荷用のポットへの植え替えは1つ1つ手作業で行われ、出荷待ちのポットでハウス一面が埋め尽くされていました。
谷園芸で販売しておられる花苗、野菜苗は、ホームセンターなどで販売されている苗より早い段階の出荷となり、お客様の手元でも成長します。
特に野菜苗は、お客様の手元に渡ってからの成長が大きいため、育てる喜びが大きいとの声が多いそうです。

(写真左から)谷則男さん、吉田地方参事官
消費拡大への取組
京都府花き生産組合連合会会長として花きの消費拡大の取組を進めており、近年は伝統ある生花の家元と一緒に京都らしい都っとん(コットンフラワー)や花しょうぶなどのブランド化に向け、京都府花き振興ネットワークを通じて活動しておられます。
コスト削減の取組
燃料費高騰などの上昇が続く中コスト削減するため、梱包作業から配送業者への引き渡しまでの作業を自ら行っており、配送中の品質劣化を少しでも防ぐ目的で、使用される箱は上面の一部が空いたものを使用しておられます。
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
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