イチゴ栽培で地域の担い手を目指す(田原本町:上田農園)
農園代表の上田智之氏は、両親から引き継いだ農地の活用方法を検討する中、県の担当者からイチゴ栽培を勧められ、勤めていた会社を退職して就農、今年で4年目となります。
現在は5棟のビニールハウスで高設栽培に取り組み、収穫したイチゴは市場を通じて百貨店や海外(香港、台湾)へも販売されています。規模拡大に意欲的で、「地域の担い手となり、将来的には若手農業者の見本となって、次世代を担う農業者を育てていきたい」と抱負を語られました。
(撮影・取材:令和4年2月)

生育を見守る農園代表
「農作物は手をかけた分、応えてくれるため農業にやりがいを感じて楽しい」と話す、上田氏

ハウス内の様子
管理が行き届いたハウス内では、奈良県の育成品種「古都華(ことか)」が栽培されています

花の蜜を吸うミツバチ
ハウス内では、ミツバチを放飼して受粉をさせています

出荷を迎え箱詰めされた「古都華」
手をかけて育てられたイチゴは、11月から翌年の5月末頃まで出荷しています
上田農園に関するお問い合わせ先
上田農園ホームページ
https://ueda-ichigo.com/
お問合せ先
奈良県拠点
電話:0742-32-1870
FAX:0742-36-2985