7つの地区が力をあわせ葛城山麓地域の魅力を発信~葛城山麓ウォーク~
葛城市において、恒例の「葛城山麓ウォーク」が3年ぶりに開催されました。農村の良さを知ってもらおうと主催者の葛城山麓地域協議会(会長 池原博文氏)を構成する7つの地区が協力し合ってイベントを盛り上げています。
「葛城山麓地域の棚田」と7つの地区をめぐる10kmのコースは、農村の良さを体感できるとともに、心温まる地区の皆さんとの交流を楽しむことができます。
池原会長は、「3年ぶりに開催することができた。これからも関係機関の協力のもとイベントを開催し、集落の活性化と都市との交流を深めて関係人口を増やしていきたい」と抱負を語られました。
(取材・撮影:令和4年11月)

【受付の様子】
当日はあいにくの雨でしたが、次第に雨もあがり、ウォークを楽しむことができました
(写真は、受付に並ぶ参加者のみなさん)

【歴史にも触れながら】
コースの途中にある神社では、「葛城市ボランティアガイドの会」の方々から神社の由来などの説明がありました
(写真は紅葉がきれいな大宝天皇神社)

【地区ごとに工夫されたブース】
コースでは各地区のブースがあり、野菜やポン菓子、おはぎ、焼き芋、串カツなどが販売されました
(写真は山田地区)

(写真は山口地区)

【収穫体験】
寺口地区では、大根と玉ねぎの収穫体験が行われました

【スタンプラリー】
10kmのコースを歩き終えると7つの地区の魅力を表したスタンプがそろいます

【スペルト小麦で作ったパンの試食】
葛城山麓地域協議会の池原会長は、「葛城山麓地域の休耕田を利用して小麦の原種といわれるスペルト小麦を地域の特産品として生産していきたい」と語られました

【山麓の魅力PR会場】
山麓の魅力PR会場では、協力機関のパネルなどが展示され、農村の魅力を知ることができます。
「つなぐ棚田遺産」(※)のブースでは、奈良県内の棚田地域が紹介されました
葛城山麓地域は令和3年に棚田地域に指定され、「つなぐ棚田遺産」に認定されています

奈良県農村地域づくり協議会のブースでは、奈良県内の農村地域で商品開発された食品等が紹介されました

近畿農政局のブースでは、みどりの食料システム戦略の取組や吉野川分水の役割などを紹介しました
※「つなぐ棚田遺産」
農林水産省では、国民の皆さまに、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対するより一層のご理解とご協力をいただくことを目的として、棚田地域の振興に取り組む優良な棚田を認定する取組として「つなぐ棚田遺産」~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)を実施しています。
https://www.maff.go.jp/j/nousin/tanada/tanadasen.html
【お問い合わせ先】
葛城山麓地域協議会
(事務局)葛城市産業観光部農林課 0745-69-3001
葛城山麓地域協議会Facebook https://ja-jp.facebook.com/KATSURAGI7/
お問合せ先
奈良県拠点
電話:0742-32-1870
FAX:0742-36-2985




