将来アフリカで農業指導を!

【中村浩太郎さん】
枚方市 中村 浩太郎(なかむら こうたろう)さん
枚方市の中村浩太郎さんにお話を伺いました。
農産物:ねぎ(九条ねぎ)、レタス、にんにく、水稲
(令和元年12月)

【育苗中のねぎ】
農業の概要
経営面積は、85アール
露地でねぎ(九条ねぎ)、レタス、にんにくを栽培
その他に水稲

【周年栽培のねぎ】
営農・経営の特徴
2010年から青年海外協力隊でアフリカに理数科教師として2年間赴任中、現地における農業の指導者不足の実態を知り、「日本で農業を学び、アフリカの人たちに教えたい」と決意。帰国後、香川県の葉物野菜の栽培農家で研修を受け、実家のある枚方市で農地を借り、2016年5月に認定新規就農者となりました。
露地で周年出荷ができ環境の変化にも強いねぎを栽培の柱とし、補完品目として冬にレタス、夏ににんにく、水稲を栽培しています。
また、ねぎは主に市場へ出荷し、他の野菜は若手農業者が集う「きたかわち新鮮舎」(※注)を通じて、枚方市駅前商業施設等で販売しています。
現在、「きたかわち新鮮舎」の会員となり、2ヶ月に1回の定例会や勉強会に参加、会員相互に切磋琢磨し農業経営の向上を目指しています。

【レタス(冬のトンネル栽培)】
将来展望
今後、栽培面積の拡大とあわせ収穫量も安定させ、所得向上を図るとともに従業員も雇用していきたい。
将来は、NPO法人を立ち上げアフリカで農業を教えたい。

【にんにく(夏の販売に向けて)】
※注「きたかわち新鮮舎」とは
北河内農業協同組合の認可団体。主に大阪府北河内地域の新規就農・若手農業経営者で構成される団体。
お問合せ先
大阪府拠点
TEL番号:06-6941-9062
FAX番号:06-6943-9699