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近畿農政局

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あたらしい居場所!甘く美味しいいちごを!


尾崎誠さん

【尾崎誠さん】

河南町  尾崎 誠(おざき まこと)さん

河南町の尾崎誠さんにお話を伺いました。
 
農産物:いちご(紅ほっぺ)
 
(令和2年3月)


尾崎誠さん

【意見交換する尾崎さん】

農業の概要

経営面積は、8アール。3連棟の加温ハウスにて栽培。
昨年の12月末に初収穫を迎えた。
農園の管理からパック詰めは、全て一人で行います。
現在は、いちご「紅ほっぺ」のみを栽培しています。


収穫を待つ紅ほっぺ

【収穫を待つ紅ほっぺ】

就農の経緯~新規就農「はじめの一歩」村

大手電機メーカーのシステムエンジニアだったが、若い頃から50歳を機に何かに取り組みたいと考えており、数年前たまたま休日に新聞で、新規就農「はじめの一歩」村(以下「「はじめの一歩」村」という。)(注1)の記事を読み、思いつくままに申込み、仕事を続けながら2年間「はじめの一歩」村で農業について学んだ。


自慢のビニールハウス

【自慢のビニールハウス】

就農の経緯~いちごアカデミー

「はじめの一歩」村の中で、特にいちご栽培に興味を持ち、いちごアカデミー(注2)にも参加し、いちご栽培を学びました。
いちごアカデミーで一緒に学んだ同期とは、今でも大事な友人であり、切磋琢磨していきたい。
自分自身も栽培を始めると、研修時の師匠たちが様子を見に来ていろいろアドバイスをしてくれることに、とても感謝している。


パック詰めされ販売前の紅ほっぺ

【パック詰めされ販売前の紅ほっぺ】

営農・経営の特徴

栽培には、ハウスに赤い防虫ネットを張り、害虫アザミウマ対策をし、ハダニ類には捕食性天敵であるチリカブリダニを活用するなどし減農薬栽培にも努めている。
また、一方では温度センサーによる自動換気や光合成を促すための二酸化炭素発生装置も使用。また、ハウス内環境(温度・湿度・二酸化炭素・日射量)のデータを収集する機器を導入。まだ1年目でデータ不足ではあるが、今後このデータを活かされるのが楽しみです。


摘花する尾崎さん

【摘花する尾崎さん】

将来展望

 まずは、紅ほっぺの生産に全力を尽くし、品質の良い美味しいいちごを生産したい。
将来的には、生産を安定させ、観光農園(いちご狩り)も行っていきたい。

注釈

(注1)新規就農「はじめの一歩」村
        大阪府では平成29年度からJAグループ大阪と共同で、新たに就農を目指す方が、農業生産の現場で週末を中心に研修を受け、農業技術の習得や農家との
        パイプづくりを行うとともに、自らの農業に対する適性を見極める取組みとして、「新規『はじめ
の一歩』村」を運営しています。
         大阪府ホームページ>>http://www.pref.osaka.lg.jp/nosei/r1nounoseityousangyo/hajimenoippo_r1_.html
 
 
(注2)いちごアカデミー

       「公」「民」「農」(大阪府、河南町、千早赤阪村、JA大阪南、生産者)が協力して、新たにいちご栽培を始める農業者の育成(年間12回の講座と月に
        2~4回程度の生産者のもとでの実習)に取り組んでいます。

        大阪府ホームページ>>http://www.pref.osaka.lg.jp/minamikawachinm/m_index/f_ichigoakademi-3-2.html

お問合せ先

大阪府拠点

TEL番号:06-6941-9062
FAX番号:06-6943-9699