次の世代へ百年の想いを込めて!



寝屋川市の住宅街に囲まれた生産緑地で水稲と観光農園等に取り組まれている、「南農園」の南 保次(みなみ やすじ)さんにお話を伺いました。
(令和4年8月)

【水稲と隣接するハウス(いちご)】
経営概要
農産物 :いちご(紅ほっぺを中心に4~5品種)、露地野菜(軟弱野菜中心)、柿、ぶどう等、水稲(コシヒカリ、ヒノヒカリ等)
経営面積:野菜・果樹 約53a(いちご13a(ハウス3棟)、ぶどう10a、その他野菜等30a(露地))、水稲は、寝屋川市の他、奈良県・三重県など計3.5ha

【今年実ったシャインマスカット】
営農・経営の特徴
南さんは、14代続く農家で、水稲を中心とした経営でしたが、2年前に息子さんが後継者として就農されたことを転機として、住宅地に囲まれたこの地域で農業を継続していくためには、地域と共生する農業を目指そうと、水稲主体からいちご観光農園を中心とした経営へ転換を図られています。

【高台のハーブガーデン】
周年観光農園化を目指す
現在、ハウスでのいちご狩りが中心ですが、2年前からは新たにぶどう(シャインマスカット、ナガノパープル)栽培にも取り組み、来年には、ぶどうの収穫体験を予定されています。また、高台でのハーブガーデン、秋口のさつまいも堀等と併せて、市街地の利便性を活かし北河内地域を中心に大阪府全体から人が集まってもらえる周年観光農園となる経営を目指されています。

【整備中のカフェ】
今後の目標及び将来展望
柿畑の整備や野菜園、自家製のハーブティーなどを提供するカフェの充実など、まだまだ、これからやりたい取組も多いとのことで、「百年続けてきた農家を次の世代へ更に百年続くようにとの想いを込めて」引き続き農業に取り組んでいきたいと南氏は抱負を語られました。
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