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近畿農政局

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お米の商品開発で都市農業を守りたい!(JA北大阪)

JA北大阪

(JA北大阪提供)

JA北大阪では、米の消費拡大や農家所得の向上を目指した自己改革を進めており、その一環として、令和4年10月1日、「農協のスーパーすぎるごはん」を開発し、販売されました。
(令和4年11月)



スーパーすぎるごはん

【農協のスーパーすぎるごはん】

「農協のスーパーすぎるごはん」(令和4年10月1日発売開始)について

JA北大阪は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と共同で機能性表示食品「農協のスーパーすぎるごはん」を開発されました。同商品は、JA北大阪が商標権を取得している「WE米(玄米)」と農研機構が開発したもち性大麦「フクミファイバー」ともち黒米をブレンドした商品です。白米1~2合当たり1袋(28g)を混ぜて炊くだけで食べることができ、食後の血糖値の上昇をおだやかにする効果が期待されます。(令和4年4月に消費者庁に届出)

白米に混ぜて炊く

【白米に混ぜて炊く】
(JA北大阪提供)

WE米とは、通常のうるち玄米に比べ、血液中の中性脂肪やコレステロールの低減効果があるγ-オリザノールや、食後の血糖値の上昇を抑えるレジスタントスターチ(難消化性澱粉)を多く含んだお米です。また、フクミファイバーにも食後の血糖値の上昇を抑える大麦由来のβ-グルカン(水溶性食物繊維)を多く含み、両者の特性を融合させたのが、「農協のスーパーすぎるごはん」です。



農協の飲めるごはん

【農協の飲めるごはん】

「農協の飲めるごはん」について

JA北大阪は、2018年に非常食として備蓄できる穀物飲料「農協の飲めるごはん」を開発されました。組合員から集荷したお米、はとむぎ、小豆などを原料としており、栄養と水分を同時に摂取することができ、また、5年間の長期保存が可能な上に、調理不要で開栓後そのまま飲むことができるため、水や火が使えない災害時用非常食にもなります。2019年の災害食大賞において特別賞「日本食育学会賞」、2022年の同賞において特別賞「日本防災産業会議賞」を受賞されました。


米の自動販売機

【自動販売機での販売】

「農協の飲めるごはん」は、2018年8月の発売以降、累計販売本数が約20万本となり、JA北大阪の店舗やスーパー等のほか、自動販売機で販売されています。



WE米

【府内で産地化を進めるWE米】
(JA北大阪提供)

今後の展望について

「担い手確保や農地の維持はJAとしての使命。今後は、現在販売している商品の販路拡大をはじめ、WE米の産地化やWE米を活用したさらなる新商品の開発にも力を入れ、引き続き米の消費拡大や農家の所得向上につながるような取組を行っていきたい。」と抱負を語られました。

お問合せ先

大阪府拠点

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FAX番号:06-6943-9699