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近畿農政局

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八尾の野菜をもっと知ってほしい!

枝豆畑に立つ結城拓也さん
八尾市の街中にある「ゆうき農園」の結城  拓也(ゆうき  たくや)さんにお話を伺いました。
(令和4年6月)

収穫を待つ枝豆

【収穫を待つえだまめ】

経営概要

農産物:八尾えだまめ、しゅんぎく、八尾若ごぼう
経営面積:露地25a、ハウス40a(14棟)


住宅地に広がる農地

【住宅街に広がる農地】

就農の経緯

結城氏は、サラリーマンの経験を経て25歳の時に家業を継ぎ、代々続く農家の5代目として就農されました。平成14年に、八尾市内の若手生産者で「八尾堆肥研究会」を結成し、より安全で美味しい高品質な野菜作りにこだわって取り組んでいます。また、平成19年度には、八尾えだまめとしゅんぎくの「地域特産物マイスター」(注1)にも認定されました。


収穫された枝豆

【収穫された完熟えだまめ】

営農・経営の特徴

安全でおいしい野菜を消費者に届けるため、農薬の使用は最低限に抑え、ハウス栽培の場合は農薬を使いません。作物は回転栽培を行い、えだまめは6~8月の間に3回作付けを行います。品種と時期の組合せを考え、それぞれの気候に合わせて品種を変えて栽培しています。また、えだまめは糖分を豊富に含み最も美味しい状態となっている時間帯である日の出前に収穫を行い、その日のうちに出荷します。消費地に近い都市農業ならではの強みを生かし、採れたての野菜を鮮度を保ち届けています。

八尾若ごぼうの種

【八尾若ごぼうの種】

今後の目標及び将来展望

「今後は、八尾えだまめや八尾若ごぼうをはじめとする八尾野菜のブランド力の向上を図っていきたい。特に、「八尾若ごぼう」はまだまだ知名度が低く、どのように食べたらいいか調理法も知られていないので、八尾市近郊だけでなく、ほかの地域の方々にもぜひ食べてもらえるよう、積極的にPRしていきたい。」と結城氏は抱負を語られました。

(注1)地域特産物マイスターとは
地域特産物マイスターとは、技術の伝承等を通じて産地の維持・発展を促進できるよう、地域特産物の生産・加工等の分野で卓越した技術能力を有し、産地育成の指導者ともなる人材を認定・登録するものです。

お問合せ先

大阪府拠点

TEL番号:06-6941-9062
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