大地を味わい、大地を体感し、大地の中でリラックス ~富田林市サバーファーム~

大阪府富田林市の富田林市農業公園サバーファームが、令和7年8月にリニューアルオープンしました。富田林市農業公園サバーファームは、20haの土地に体験農園、花壇などが点在し「大地を味わい、大地を体験し、大地の中でリラックス」を新たなコンセプトとし、「花畑の向こうに、ぶどう園ひろがる農業公園で、思い出を育もう」を副コンセプトとしております。つきましては農園の管理をされておられる農事組合法人富田林市南地区協同組合理事長の北野氏と副理事長の本間氏にお話を伺いました。

農業公園の入口に一歩踏み入れると、色とりどりの花壇、ぶどう畑、山々の風景が目に飛び込んできます。まさに、副コンセプトの「花畑の向こうに、ぶどう園ひろがる農業公園・・・」のとおりの風景でした。

農業公園内では、それぞれの収穫体験を行う農場まで迷わず行けるよう、距離を表示した案内看板を設置しています。

いちご狩りの時期ではないので、まだ準備中でしたが、いちごハウスの前では、いちごの美味しい摘み方などの丁寧な説明板が掲示されています。

野菜農園では、ピーマン、ジャンボピーマン、さつまいも、ししとう、トマト、ミニトマトなどの野菜が、元気よく実っていました。本間副理事長から、「あるピーマン嫌いの子供さんが、来園してピーマンの収穫体験をしたらピーマンを食べるようになって、次の週にまた収穫体験に来てくれてとても嬉しかった」と笑顔で説明してくれました。

農業公園では、現在、ぶどう狩りのまっ最中で、4品種のぶどう狩りが出来ます。それぞれのぶどうは味や香りに特色があり、例えば紫玉は、食感は巨峰に似て、甘味と酸味がしっかりとしたぶどうで、ヒムロット・シードレスは、皮ごと食べることができますが、鮮やかな緑の時はさっぱりとして黄色になってくると甘味が強くなるとのことでした。

収穫した野菜は、土日祝日に、公園内の「トッテキテン」内でBBQとして食べることが出来ます。また、「実習館」では、収穫したぶどうを使い、パフェ作りも盛況とのことです。自分で収穫したぶどうをふんだんに使ってパフェを作る子供たちは本当に楽しそうだと説明がありました。

今回、リニューアルに当たり、農事組合法人富田林市南地区協同組合と一富士ケータリング(株)の共同運営となりました。農のプロである農事組合法人が農業部門を、食のプロである一富士ケータリング(株)が食堂や直売所の部門を担い、農と食のプロがタッグを組むことにより、より良い効果が生まれていると、本間副理事長から説明がありました。

地卵かけごはん専門店「とんたま日和」では、新鮮な富田林市内養鶏場ごとのブランド卵3種を食べ比べできる食堂です。

地元農家さんの朝採れ野菜や果物を販売している「にこにこ市場」は、沢山のお客さんで賑わっていました。なお、「農園パン工房コッペ」、「とんたま日和」、「にこにこ市場」は、入園しなくても気軽に入店できます。

北野理事長及び本間副理事長から、「まだ、8月にリニューアルしたところだが、今後はぶどうの新しい品種を追加したり、ブルーベリー園を開園したり、どんどん新しいものを取り入れていきたい。そして副コンセプトの中にもあるが、次世代を担う子供たちに、色々な楽しい思い出を育んでもらいたい。」と熱く語っていただけました。
富田林市農業公園サバーファームホームページ
https://savorfarm.jp/
お問合せ先
大阪府拠点
TEL番号:06-6941-9062