「大阪の都心部にコミュニティ農園誕生!」~ cotonなかせんば ~

令和7年3月30日(日曜日)、大阪市中央区北久宝寺町のビル街の一画に、「都市型コミュニティ農園cotonなかせんば」がオープンしました。当日はオープン記念イベントとして、キッチンカーでのマルシェ販売や主催者、来賓者の挨拶に続き、地域の子どもたちによる「豊作祈念のスコップ入れ式」や「野菜の植付体験」などが催され、大阪・中船場界隈には、子どもたちの元気な声が響きわたりました。

【主催者挨拶 辰野株式会社社長】
農園の概要
「cotonなかせんば」は、大阪市中央区に所在する辰野株式会社が自社用地の活用を検討し、農林水産省の農山漁村振興交付金(都市農業機能発揮対策)に応募。その提案が採択され、みんなで共につくり、育てる都市型コミュニティ農園として整備されました。辰野社長はセレモニーの挨拶の中で、「この農園を、遊びを楽しむ園、「遊園」として、この街で住む人、働く人、通りすがりの旅行者、ママ友やパパ友、子ども達が関係を築ける場として、土に触れることが少ない都会の中で、自然の生育を感じながら、食も楽しんでいただきたい。」と抱負を語られました。

【豊作祈念のスコップ入れ式】
豊作を祈念して
オープニングイベントでは、地域から多くの親子連れが参加し、半円形に土が盛られた畝に、豊作を祈念して子ども達が色とりどりのスコップを手にし、「スコップ入れ式」が行われました。

【子どもたちの野菜の植え付け】
みんなで、野菜の苗の植え付け
いよいよ、イベントのクライマックス。用意された、レタスや小松菜、パセリなど200株の野菜の苗とジャガイモの種イモを、地域の皆さんで一緒に植え付けました。30センチ間隔で植え付けるのはなかなか難しく、最初は慣れない手つきでしたが、だんだんと慣れてくると、あっという間に植え付けることができました。

【植え付け完了! 収穫がたのしみ】
これからのイベントも楽しみ
みんなで共につくり、育てる「都市型コミュニティ農園cotonなかせんば」。水やりや草むしり、野菜の管理など日常の世話をメンバーみんなで共に楽しみながら、育った野菜を収穫祭でみんなで美味しく頂くそうです。4月には、夏野菜の植え付けイベントも予定されており、これからも盛りだくさんのイベントが計画されています。誕生したばかりの「cotonなかせんば」。都市の中で「農」と「食」をきっかけに人と自然がつながって農ある暮らしが始まろうとしています。
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大阪府拠点
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