色々な個性あふれるヒトやモノが集まりますように!~七彩(なないろ)ファーム~

大阪府羽曳野市の七彩ファーム代表の川崎佑子さんと意見交換を実施しました。当日は新規就農者に関する卒業論文の執筆のため、聞き取り調査に来られた大学生と一緒にお話を伺いました。

屋号の「七彩ファーム」は「色々な個性あふれるヒトやモノが集まりますように」という想いを込めて名付けられました。近隣の若手農業者、取引先、地域の方々と協力しながら、収穫体験やピザ作り体験も開催され、一般の方々にも農に触れる機会を提供されています。また敷地内には遊具も置かれており、農業体験の後に、子供たちが遊ぶことができます。

七彩ファームでは、いちじくを中心に、河内一寸そら豆、ミニトマト、セロリ、にんじん、菜の花、水稲などの農産物を年間通して栽培されています。

いちじくの株元には、川崎さん自身で育てた水稲の稲わらを、土壌の乾燥や雑草の発生を防ぐために、置いています。それでも生える雑草は手で抜いて敷きわらの上に置き、敷きわら及び防草シートと同様にマルチングとして利用されています。

意見交換の当日、いちじくの最盛期を迎えており、収穫直前のとても美味しそうないちじくが実っていました。 川崎さんから、いちじくは、基本的には一枚の葉の根元に一個の果実がなること、花自体は実の中に出来ており、そのため「無花果」という漢字で書かれることなどを笑顔で説明していただきました。

大学生からは、「なぜ農業への新規参入に障壁がある中であえて参入したのか」という卒業論文のテーマで新規就農者である川崎さんに聞き取り調査をされました。 川崎さんは、子供の頃に田畑のある風景で育ったこともあり、環境や農業にも興味があったことなどから、教育関係の仕事から、農業に転職した経緯などを丁寧に説明されました。
今回の意見交換や聞き取り調査で、川崎さんは、私たちや大学生に対して終始笑顔で丁寧にご説明くださり、貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。
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