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近畿農政局

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びわこ板倉ファームに近畿農政局 ディスカバー農山漁村(むら)の」の選定書を授与

滋賀県守山市|びわこ板倉ファーム

滋賀県拠点は、令和41215日、近畿農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(6)選定証授与式を開催し、近畿独自の特徴ある優れた取組として、ビジネス・イノベーション部門で選定された守山市の「びわこ板倉ファーム」に選定証の授与を行いました
びわこ板倉ファームは、障害者が新たな地域資源を活かした農業の担い手として活躍できるよう支援を行っており、障害者10名が、綿花をはじめ、水稲、野菜の有機栽培や有機肥料づくりに取り組んでいます。

   選定証の授与式
選定証を持つ川島代表
    滋賀県拠点の村山浩稔地方参事官からびわこ板倉ファームの川島輝代表理事に選定書を授与


オーガニックコットン栽培の
場拡大!

川島代表理事は、地域資源を利用した環境への負荷の少ない循環型の有機農業をやろうと日々奮闘し、様々な作物に挑戦してこられました。そのひとつに、オーガニックコットンがあります。 国産のオーガニックコットンは貴重で、需要があることから、少しずつ規模を拡大し、びわこ板倉ファームの代表的な栽培作物のひとつとなりました。


収穫された綿
収穫された綿

 





            綿の果実
綿の果実
(写真:びわこ板倉ファーム提供)

  沢わさびの栽培作業
  沢わさび栽培の作業風景(写真:びわこ板倉ファーム提供)
     
     
      規模拡大で売上向上!

びわこ板倉ファームでは、綿花をはじめ、水稲、キャベツ、沢わさびなど野菜の有機栽培に取り組んでいます。

栽培面積や栽培品目の増加など、農福連携の取組拡大により、農産物の売上は10万円(平成29年度)から350万円(令和3年度)に増加しました。




施設利用者の所得向上へ寄与

利用者の多様な作業への従事が、利用者の特性の把握や、障害者手帳の交付に必要な障害の確定に寄与し、さらに、月額平均工賃は約19,000円(平成29年度)から22,000円(令和3年度)に向上しました。

授与式の間も、寒い中、薪割りストーブの熱やパチパチと燃える音に癒やされながら、集中し丁寧に作業をされていました。

綿についたゴミを取り除く作業をする利用者
綿花についたゴミを取り除く作業の様子


堆肥の試作品
食品残渣を利用した堆肥の試作品


有機肥料づくりに取り組む

循環型農業の実践のため、牛糞堆肥や米ぬかなどを原料とした有機肥料づくりにも力を入れて取り組んでいます。
さらには、食品残渣を利用した堆肥や汚泥由来の肥料などへの取組検討されています。



近畿農政局「ディスカバー農山漁村の宝
」  (近畿農政局HP)
https://www.maff.go.jp/kinki/keikaku/nousonshinkou/kasseika/dis2.html

一般社団法人  就農ベンチャー協会  びわこ板倉ファーム
http://www.itakura-farm.jp/index.html




    

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261