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近畿農政局

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近畿農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第7回)の選定証授与式を行いました!

東近江市|【個人部門増田健多 さん 
東近江市|コミュニティ・地産地消部門 滋賀県立八日市南高等学校  食品科 流通科学専攻班            

近畿農政局では、農林水産省及び内閣府が「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現に向けて実施している「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第10回選定)に応募された地区又は個人の中から、近畿独自の特徴ある優れた取組について、近畿農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第7回)として7地区及び1名を選定し、滋賀県からは個人部門に増田 健多さん、コミュニティ・地産地消部門滋賀県立八日市南高等学校食品科 流通科学専攻班(以下「八日市南高校」という。) が選定されました。
令和51219日に、東近江市役所のご協力のもと、市役所内会議室で近畿農政局滋賀県拠点村山地方参事官より選定証の授与を行いました。

受賞者全員
(写真)
前列左より、個人部門増田健多さん、コミュニティ・地産地消部門八日市南高校  深尾さん、福田さん、山崎実習助手
後列左より、東近江市 岡田農林水産部長、滋賀県東近江農業農村振興事務所 今井所長、滋賀県立八日市南高等学校 村中校長、加藤教諭、近畿農政局滋賀県拠点 村山地方参事官


選定証の授与式の後、選定者の皆様と滋賀県東近江農業農村振興事務所、東近江市、近畿農政局滋賀県拠点による意見交換を実施。
これまでの取組の経緯や課題、今後の展望などについて伺いました。

個人部門増田健多さん

増田さん
(写真)増田健多さん

食用花で耕作放棄地を食べられるお花畑に!
地域おこし協力隊として東近江市にUターンしたのち、地域活性化につなげることを目的に平成30年から実家の園芸店で食用花事業を開始され、令和5年からは耕作放棄地を活用した食用バラの栽培も始められています。
化学農薬不使用栽培にこだわり、一輪一輪手作業で収穫されます。

87ファーム商品

増田さん意見交換






食材としての花で地域活性!
食用花は、見た目が華やかで食材として人気があり、ネット販売で全国に届けられています。 農業にはいろんな可能性があると感じており、小さな成功体験の積み重ねで、地域活性化につながるような活動をしたいと抱負を語られました。

 

◇【コミュニティ・地産地消部門八日市南高校 

八日市南高等学校



政所町の活性化へ!
滋賀県東近江市政所町で栽培されている「政所茶」は、かつて「宇治は茶所、茶は政所」と茶摘み歌にも詠われていましたが、過疎高齢化が進み急斜面な茶畑において、大規模な農地展開ができないことから栽培農家が減少していました。八日市南高校は平成27年から耕作放棄地を借り受け「八南茶園」を開き、生産が途絶えかけていた「玉露」を復活させ、生産・加工・販売を通して地域住民との交流を行い、政所町の活性化に貢献されています。

八日市南高校意見交換

             

広がる地域連携の輪

今後、政所茶の製茶過程で商品にならない未利用茶葉と東近江市内の生産物を使った商品開発を行い、所得を向上させ、地域をさらに活性化していきたいと抱負を語られました。
政所茶漬け
企業と連携して、未利用の政所茶を有効利用した「政所茶漬け」
*琵琶湖八珍の「湖魚ゴリ」も使用しています。

 

滋賀県立八日市南高等学校
  滋賀県立八日市南高等学校 (shiga-ec.ed.jp)

87ファーム(増田健多さん)
  87farm

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261